やばい女の『オブセッション~歪んだ愛の果て~』
キレイなメンヘラお姉さんに執着される映画を見ました。
作品紹介
- 価格: 1100 円
- 楽天で詳細を見る
- タイトル『オブセッション 歪んだ愛の果て』
- 監督:ステファン・シル(スティーブ・シル)
- 公開日:2009年4月24日(日本はビデオスルー)
- 出演者:イドリス・エルバ、アリ・ラーター、ビヨンセ・ノウルズ
概要
証券会社の副社長を勤めるデレクは、妻のシャロンと息子のカイルとしあわせに暮らしていた。そんなある日、デレクの会社にリサという派遣社員が送られてくる。容姿端麗で仕事もできるリサは、周囲からの評判もいい。
誰もが認めるパーフェクトなリサは、デレクへの異常な愛情を示すようになる。つきまとい、性的嫌がらせ、なりすまし、不法侵入など、徐々にエスカレートするリサの行動が、デレクとシャロンを追い詰めていく。
オブセッションの感想
恋愛妄想をふくらませた女性が、既婚男性をストーキングする映画です。恋愛妄想とは「自分がロマンスの対象であり、相手から愛されている」と強く信じ込むことを指します。
この映画だとリサが恋愛妄想にとりつかれ、デレクとシャロン夫妻をジリジリと追い詰めていくのですが、なんでリサがデレクをターゲットにしたのかが全然わからず消化不良を起こしました。
見どころは、映画の終盤でアリ・ラーターとビヨンセがガチンコ肉体バトルをするところくらい。女性同士の殴り合いが好きな方は是非。生ぬるいキャットファイトではなく、「このクソアマぶっ殺す!!!!!!!!!!!」という女性二人のマジの気迫が感じ取れる仕上がりになっています。
歌手のビヨンセも出演していますが、オブセッションでは少しも歌いません。特典映像を見たところ、歌わない役はこれが初めてと話していたので、ある意味レア作品。ちなみにエンディング曲はビヨンセが歌っています。
ただこれをおすすめするか?と聞かれたら、口ごもってしまうかも。
アリ・ラーターがかわいい、ビヨンセが素敵くらいしか言えることがなく、私個人としてはストーリーがおもしろいとはあまり思わなかったからです。
登場人物の誰にも感情移入ができないし、なんならデレクもシャロンもリサも三者三様の気持ち悪さがあって、正直どんぐりの背比べじゃねーかと思ってしまいました。もちろん既婚男性にモーションかけまくって、嘘つきまくってるリサが一番気持ち悪いんだけれども。
個人的にはデレクとシャロン夫妻も気持ち悪く感じてしまい、一回だけ再生して以降は見てません。